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過去との対話

Posted in 2009.8.31 | permalink

南国、土佐の浜辺から、太平洋を眺めた。

目の前の海の先の世界が、未知だった時代の、一人の若者の胸中を想像して、その大海原を眺めた。太陽が海面に、水平線に、その向こうの世界に広く白い光を射している。なんという希望だろう。

現代の私は、それから現在に至るまでの歴史を知っている。私たちは、ここまでどのように歩んできただろう。この結果に至るまでの様々な過程の良し悪しを、はっきりと判断できる時代に、今私は生きていると思っている。

あの時代の意識が「外」へ、であったなら、

今は「内」へ、帰る時だと思う。

「内」とは、私たちが失った風景、生活、文化、習慣。こころの故郷のことだと思う。