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多様な視点・論点 1

Posted in 2017.8.12 | permalink

早稲田大学にて。東アジアをはじめとする各国からの学生たちが、長崎と東京で8日間を共にし、歴史について考え、話し合い、最後にグループごとに「1945年8月」という架空の共通歴史教科書を作成するというプロジェクト。その成果発表を含めた「東アジア共通の歴史認識は可能か:キャンパス・アジアの取り組み」を聴講。

あらゆる対話が英語によって重ねられる講義の中で、学生たちの国際的で、多様な視点・論点に触れて、自分の思考に新たなスペースが広がってゆきました。ものごとを断言しない ゆたかな空白のようなもの、できるなら そのままに受容する ゆとりのようなもの、そんな余地について、感覚として手掛かりがもたらされました。

2001年9月11日以前から、それ以後にかけて、僕は英国留学中に、その困難のほうにあまりにも多く直面しすぎて、身体中に酷い蕁麻疹ができ、一度 心身ともに終わったような大変苦い経験をしたけれど、昨日の早稲田大学での出会いや出来事は、あらゆる経験を経た、その道の先にあったものだと心底実感できて、それは一つの「明かり」となって、この道の先を照らしてくれています。

8月13日の17時〜「八月に想う」と題して、神谷町の光明寺にて、トークショウを行います。対談相手として、東京大学医学部付属病院の医師・稲葉俊郎さんをお迎えいたします。長崎の原爆をテーマにしたNHKのドキュメンタリードラマ「あんとき、」のこと、エッセイ集「表現と息をしている」のなかに綴った社会や世界の出来事についてなど、稲葉さんや皆さんとともにお話をしながら進めていくことができればと思っています。また、後半には、謡いや音楽とともに、パフォーマンスも行う予定です。ぜひ ご来場ください。