Words 1

作家・小林エリカさんとの対談

Posted in 2016.5.17 | permalink

今年刊行になるエッセイ集にて、最後に数人の作家さんとの対談が収録されることになっていまして、先日、作家・マンガ家の小林エリカさんとお話させていただきました。

僕が作家・小林エリカさんの存在に初めて触れたのは、今から7年くらい前のこと、「この気持ちいったい何語だったらつうじるの?」を読んだことからでした。この読書体験は、「心が向かわずにはいられない何か」にたいして、堂々と、すなおに、思う存分、心を向けていってよいのだと、僕を大いに励ましてくれるものでした。それ以来、僕は、彼女の新作が出る度に、静かな時間を見つけては、丁寧にその志に触れようとしてきたのでした。
小林エリカさんの作品や、その聡明さに触れる度に、僕は「本来 自分はどこへ向かおうとしていたのか」、「心の望むように生きるとはどのようなことか」についての再認識を得ることになります。心身のチューニングがすこしくるっているような時があれば、僕の脳と心は大切なことを思い出していくかのように整ってゆく感覚がありました。それは、彼女の世界を見つめる視点のなかに、僕がこの世界を見つめていくうえで常に持っていたいと願っている注意深さのようなものに限りなく近い類のものを、新鮮な感覚を伴いながら発見することができるからだと思います。久しぶりにお会いしたエリカさんは、やはり、小林エリカさんでした。そして今、エリカさんとの対談を振り返っていて、あらためて教育というものの重要性について思っています。刊行時には、ぜひ 読んでみてください。どうぞ よろしくお願いします。

お話してくださった小林エリカさんに、心より感謝いたします。心より ありがとうございました。

小木戸 利光