Other works

Archive for 6月, 2010

iwato

iwato no.13

the magazine “iwato”

Toshimitsu Kokido has contributed to this book every 2 months (25/11/2009~25/11/2010).
This essay is all about his home in Kyusyu and its traditions.

records:
iwato (no.12) 「Hase (long valley)」
iwato (no.13) 「The land of Buddha」
iwato (no.14) 「root music」
iwato (no.15) 「Hase 2」
iwato (no.16) 「Hase 3」
iwato (no.18) 「Hase 4」

小木戸 利光、リトルマガジン「イワト」に連載 (2009.11.25~2010.11.25)
イワト12号 「長谷」
イワト13号 「The land of Buddha」
イワト14号 「ルーツ音楽」
イワト15号 「長谷2」
イワト16号 「長谷3」
イワト18号 「長谷4」

our 8.15

「our 8.15」-the poetry reading
(8.15 is the date that Japan ended with the world warⅡ in 1945)

Toshimitsu Kokido holds this event every year.

records:
15th Aug 2008 at theatre iwato
17th Aug 2009 at theatre iwato
15th Aug 2010 at Cafe Muriwui

小木戸 利光
朗読会 「僕らの8・15」 に参加 

記録:

2011年8月3日(水)
会場 Cafe Muriwui
朗読テキスト:『花をささげる』 土井大助

2010年8月15日(日)
会場 Cafe Muriwui
朗読テキスト:『水滴』 目取真 俊
ピアノ演奏:小木戸 寛

2009年8月17日(月)
会場 シアターイワト
朗読テキスト:『原爆の記憶/今、ガザで起こっていること』 忘れてない会63編
「ヒロシマというとき」 栗原 貞子
「家なき子のクリスマス」 原 民喜

2008年8月15日(金)
会場 シアターイワト 
朗読テキスト:峠三吉『その日はいつか』
         忘れてない会63編『様々な1945年8月15日』

yearn

the photo book of an artist Nobunori Torii
Some photos of tokyo blue weeps and of the lyrics notebook are in.
yearn, UTRECHT, Japan, 2008

Nobunori Torii 写真集 「yearn」にて、
tokyo blue weeps 写真、歌詞ノート写真、収録

NEWS23

The TV documentary about the film 「United Red Army」

Toshimitsu Kokido visited the actual place “Asama Sansou” where the united red army kidnapped the woman in 1972. An interview with NEWS23.

小木戸 利光
2008年4月28日(月) 22:54~
「NEWS23」 TBS系列 ※一部地域を除く
月ONEにインタビュー出演

united red army

The film 「united red army」 directed by Koji Wakamatsu

Toshimitsu Kokido acted for the role “Michinori Kato”, who was involed with the students’ riot and finally became a member of United Red Army (the radical communist group). The story is about the real history in Japan at 1960-1972.
This received the awards of NETPACK and CICAE in Berlin international film festival 2008.

若松 孝二監督作品 「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」
小木戸 利光、加藤倫教役にて出演

・第58回ベルリン国際映画祭最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)、国際芸術映画評論連盟賞(CICAE賞)
・東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門作品賞、受賞

Gigography

Posted in 2010.6.13

We updated the video of the gig (4th May 2010).

(2010.05.04 La.mamaでのライブ映像をアップいたしました)

Newcastle

Posted in 2010.6.4

Keri Nobleというアーティストの音楽を聴いている、たった今。

とてもびっくりしている。突然、過去にあったある時期の気持ちが鮮明によみがえってきたのだ。僕にそんな時期があったのだ。忘れていたと思う。音楽とは何なのでしょう。この気持ちが消える前に書きたい。そう思いはじめたらもうあやしい、早くしないと

僕は、イギリスのニューキャッスルという町に住んでいたことがある。大学の中にある学生寮の最上階に僕の部屋はあった。窓から見える、ニューキャッスルスタジアム付近に沈む夕日は、絶景だった。あの国であの町ではもう本当に様々なことを考えに考え、そして悩みに悩みまくった。日本から、各国から、たくさん友達が会いに来てくれた。母親も弟も来た。地図で見るとあの島国は日本とこんなにも離れている。僕はあそこにいたのだ。どう理解していいのか分からない。人生とは、時期時期によってこんなにも違う生活、経験をするものなのでしょうか。国が違うとかそういうのではない。心が違う。自分がまるで別人のようだ。本当に僕一人の人生か。そう。あれもこれも全部僕なのだ。巡り会った人達の顔が、次々と浮かんでくる。今もう一度、つかもうとしてみる

挫折の日々。目にはっきりと見えるイギリス階級社会の悲観的側面。人種差別。アジア人である私。アメリカのミサイル発射、イラク戦争開戦。慣れない環境の中、身体中に湿疹、両目は感染症にかかり、身も心も一度完全にその気力を失った。廃人とはあのようなことか。毎日のBBCニュースが、そのブリティッシュな音声が、終わらない悪夢のようだった。

それなのに何故だろう。たった今、音楽に運ばれるようにして心に戻ってきた約7・8年前の生活の風景、感情。それらはすべて、今となっては全く愛おしいものとして浮かび上がってくるのだ。取り戻すことのできない日々。感性。私はあの地でかけがえのない経験をし、かけがえのない友情を育んだ。こうしてここに書きながら、あの頃を今一度理解しようとしている。あの頃の心を必死で探している。忘れていたのだ。あの頃に聴いた音楽、あの頃に見た世界、あの頃に語り合ったこと、あの頃もっとも大切としたもの。青く、無知で、未熟であった。しかし今の私にはないひらめき、思い込む力、信じる力があった。忘れていたのだ、覚えているふりをして何もかも。過去もすべて連れていかなければ。すべてを吐きだしたい

Keri Nobleという人はアメリカの人だと思う。私の経験はすべてイギリスでのこと。今聴いているfearlessというアルバムは、イギリスで聴いていたものでもなんでもない。つい二年ほど前に、妻から教えてもらったばかりのアルバムだ。Keriに思い入れがあるわけでもない。アルバムもこの一枚しか聞いたことがない。一見、これらの楽曲に私のあの頃との接点はない。それなのに何故、私のこんなにもパーソナルな記憶、思い出、感情を呼び起こすのか。音楽には不思議な力がある。

あの頃の演劇科のクラスメート達は、英国で俳優になっただろうか。お母さんになった人もいるだろうなあ。先生になった人も、まったく違うお仕事に就いた人も、世界を旅して回っている人も、まだまだ模索中の人もいるだろう。僕ら、何になっていたっていいよね。みなはどうしているだろう。元気だろうか。いつか、みなのその後の人生について聞いてみたい