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10年

2017/10/17 | Words1

今日は、若松孝二監督の命日です。今まではこの日をとりわけ意識してはこなかったのですが、今年はそれを思い出すことのほうが自然な出来事や再会がありました。

振り返れば、今から10年以上前に、映画「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」に出演して、僕の人生は激しく大きく変化していきました。自らの意思で動いていったこと、自分の力ではどうしようもなかったこと、見えない大きな流れに翻弄されるかのようだったこと、そんな中で確かに掴んできたことなど、この10年間、本当にいろいろなことがありました。でも そのすべてが 今に至る 布石だったのだと 実感しています。

今、何か物事が、長い長い年月をかけて、丸一周したと感じています。そして、出てきたところは、同じ場所ではなく、らせん階段のように回りながら進んできて、また新たな場所です。新しい景色が広がっています。心には、はるかにかるくなっていること、すでにクリアしてきたことがあり、また、心のおもいものさえもその姿を変容させていて、今は見えているものが違います。

今秋は、緒方貴臣監督映画「飢えたライオン」とともに、あの時以来10年ぶりに、東京国際映画祭に参加します。これまでの10年と、これからの10年。ラジオ番組にて、インタビューにお答えしました。話は、若松孝二監督との出会いから始まっています。→TOKYO FM「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」

エッセイ集「表現と息をしている」は冒頭、この若松孝二監督との出来事から、書き綴っています。もう随分随分前のことですが、まよいなく本の冒頭に書くほど、やはり僕にとっては、大きな出会いと経験だったのだなぁと、そして、この道はあの時から始まったのだなぁと、今日という日に あらためて 思っております。

僕は、もうこれからの10年のなかにいます。

TOKYO FM「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」

2017/10/13 | News

小木戸利光

TOKYO FM「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」出演

TOKYO FM 10月15日放送の、田中美登里さんの音楽対談番組「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」に出演します。「表現と息をしている」を対談のテーマに、田中美登里さんと30分間お話しています。tokyo blue weepsの楽曲もオンエアに。ぜひ ご視聴ください。また、番組は、radikoのタイムフリーシステムによって、放送後1週間以内は、下記のリンクからいつでも聴くことができます。→radiko

以下、番組紹介ページより抜粋

10月15日/『表現と 息を している』ゲスト:小木戸利光
この人の姿を初めて目にしたのは映画監督、若松孝二さん渾身の作品「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」。あさま山荘に立て篭もる連合赤軍のメンバーの1人、加藤倫教役での映画デビューでした。それから10年、8月9日「長崎原爆の日」にテレビで放送されたドキュメンタリー・ドラマ「あんとき、」で被爆2世の主人公トシを演じた彼に再会しました。小木戸利光さん、36才。その間およそ10年は、音楽を中心に、執筆、ダンス・パフォーマンス、モデルなど様々な表現活動に携わってきましたが、再び与えられたのは、時代の証人というべき重い役でした。このほど出版した「表現と息をしている」(而立書房)には、探し続けてきた表現のあり方をめぐっての想いがまっすぐにつづられています。田中もまっすぐに小木戸さんと向き合ってみます。2018年公開予定、瀬々敬久監督の「菊とギロチン」では大杉栄役で出演。

「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」番組HP

TOKYO FM=10月15日(日)4:30~5:00 am
radiko.jp(1週間以内ならタイムフリー聴取可)→radiko
10月14日(土)28:00~28:30 K-MIX(FM静岡)
MUSICBIRD THE AUDIO=10月15日(日)0:00~1:00am

第30回 東京国際映画祭

2017/9/26 | News

小木戸 利光

2017年 第30回 東京国際映画祭に、出演作の緒方貴臣監督映画「飢えたライオン」とともに参加します。主人公の少女の担任教師であるのだが、ある日突然・・という役を演じています。同映画祭に参加するのは、若松孝二監督映画「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」以来、10年ぶりです。

日本映画スプラッシュ部門

以下、映画「飢えたライオン」紹介文より抜粋
”映像や情報の持つ「可虐性」を描き、それらを消費する私たちの中にある邪悪な“欲望”をあぶり出す。世界中に拡散する「フェイクニュース」全盛時代を生きる私たちへ突きつける78分。”

2017年10月25日〜11月3日の開催期間、ぜひ 映画のお祭りに !

以下は、映画の上映 & 小木戸利光の出演スケジュールです

ぜひ 観にいらして下さい。

出演:
10月25日15:00〜18:00 オープニングイベント レッドカーペット
(一般観覧席あり)→詳細

10月27日13:00〜 「飢えたライオン」上映 & 舞台挨拶
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ SCREEN1
(10月15日チケット発売開始)→詳細

10月30日20:50〜 「飢えたライオン」上映
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ SCREEN1
(10月15日チケット発売開始)

♢東京国際映画祭の作品選定ディレクター・矢田部吉彦さんによる作品解説。→日本映画スプラッシュ部門 (1/2)

UOMO , 23rd Sep released !!

2017/9/24 | News

ファッション誌「UOMO(集英社)」11月号にて、小木戸利光がモデルをつとめています。

写真ページは、バーバリーのコーディネートです。是非 ご覧ください ○ ○

renew

2017/9/13 | Words1

初めて、振り付けのあるお仕事に取り組んでいます。これまでの自分の引き出しにない、経験したことのない種類の身体の動きで、このお話をいただきましたことに、最初はものすごく驚きました。おもいきって、ほんとうにおもいきってトライさせていただきましたら、そこには素晴らしくすてきなダンサーさんたちとの出会いがありました。まったくの新しい経験。自分の頭の中の理屈やこだわりをすべて手ばなして、自分をまったくのゼロにして、真新しい自分で物事に取り組むことによって、こんなにも多くの学びと、こんなにも多くの新鮮な感覚との出会いが待っていたとは、実際にやってみなければ、本当に分かりませんでした。まったくの想定外な出来事。36歳になっても、まだまだ自分自身の予想を大きく超えてゆくような事が起こりうるのですね。まだまだたくさん新しい経験をして、学んで吸収して、未知なる景色を見てゆきたいです。自分自身のつよい意志でやると決めていること。そして、そして、ありがたくも、思いがけずに恵まれる機会。その両方のことを大切にして、運命を創造してゆきたいです。

2017/10/2「そうか 心には 声があったのだ」開催 @ 光明寺

2017/9/7 | News

「そうか 心には 声があったのだ」

小木戸利光 × 松本紹圭(光明寺 僧侶)

一部 対話
二部 パフォーマンス

日時 :十月二︎日 十九時〜
会場 :光明寺 本堂 (東京都港区虎ノ門3-25-1)
東京メトロ日比谷線神谷町駅3番出口より徒歩30秒
入場 :二千五百円 →予約フォーム

Statement
パフォーマンスを鑑賞してくださったり、エッセイ集を読んでくださった皆さまから、僕のもとにメッセージが寄せられています。それらをありがたく読みながら、その一つ一つに思いを馳せていますと、そこにある共通点が浮かび上がってきます。それは、僕たち皆のなかには、それぞれに特有の、忘れがたい経験があるということです。小さい頃に見たこと、感じたこと、そこで見た光の景色、違和感、恐怖心、好奇心、それらは心の奥底に深く記憶されています。そして、その原初の経験や体験や感覚は、おそらく、自分自身の心の声のようなものと深く結びついていて、何かを訴えかけてきてくれています。自分自身の命について、教えてくれています。しかし、僕も含めた多くの人たちは、社会のなかで、その原初の体験を、かならずしも自分自身で肯定して受けとめることができぬままに過ごしてきて、気がつかぬうちに心の一部をもつれさせながら、しかし懸命に今を生きています。この各々の原初の記憶には、「自分の心の声」や「自分の心が望んでいるもの」「この命が向かっている方向」についての豊かな示唆が潜んでいるように思えてなりません。この社会や世界の出来事を目の当たりにして、何が為されるべきなのか、自分は何ができるのか、何がしたいのかなど、混乱してしまうこともあると思います。そんな時にこそ、自分自身を丁寧に見つめて、心の声に耳を澄ませ、自らの命の響きに寄り添うことは、とても大切なことではないでしょうか。そこから、あらゆることが生まれてくるのだという実感が、僕自身にはあるのです。

東大病院の医師・稲葉俊郎さんは、僕のパフォーマンスを初めて観てくださった日に、以下のようなコメントを残してくれました。「小木戸さんの身体の動きの一つ一つは、小木戸さんの心と身体が調和するために必要としている動作そのものなのではないでしょうか。自らが望んでゆくように、自ずと身体表現が起こってくるのでしょう。」僕はパフォーマンスを行った後に、心と身体が整ったと感じることがよくあります。自著「表現と息をしている」のタイトルが示しているように、僕はまさに、表現をして、はじめて、生きていられるのです。

光明寺の僧侶・松本紹圭さんのなかには、お寺の存在意義の一つとして、「生きる意味を問い、生きているという経験を取り戻す舞台環境」ということがあるのだそうです。

これらを踏まえまして、当日は、ご来場いただく皆さまを含めた私たち一人一人の「心の声」に焦点を当てて、それらに耳を澄ませるようにして、皆さまとの対話形式にて、トークを進めていくことができればと思っています。二部では、参加の皆さまに、言葉、文章、詩、絵、身体表現など、それぞれの自由な形にて「自分の心の声」を表現していただき、皆さまのそれらを受け取って、小木戸 利光がその場でパフォーマンスを創り上げていきます。皆さまの心の声とともにパフォーマンスを創り上げるという、はじめての試みです。小、中、高、大、学生の皆さまの参加も大歓迎です。

上の絵は、前回のゲスト・稲葉俊郎さんの作品です。この絵は、僕たちには「心の声」があるのだということをやさしく教えてくれているような気がして、大好きな絵です。あらためて、稲葉俊郎さんにお礼を申し上げます。今後もこうしてバトンを受け取りながら、光明寺での会を続けていきたいと思っています。

皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。

小木戸 利光

photography by Jacob Adler

ホンマタカシさん

2017/9/7 | Words1

2017/09/22 Fri 20:00〜
小木戸利光×ホンマタカシ
「日々かわりゆく表現の形 トーク&パフォーマンス」
詳細→B&B

ホンマタカシさんとの出会いと歴史。

ホンマタカシさんとはじめてお会いしたのは、COSMIC WONDER(2013S/S Diamond Equinox)の撮影で被写体になった時でした。Center For COSMIC WONDERでの静謐な撮影のひと時のことは、今でもはっきりと思い出すことができます。

そして、その次の機会では、パフォーマンスをご一緒しました。鹿のホンマタカシさん、英国在住のアーティスト・Jatinder Singh Durhailayさん、僕による3人での即興的なパフォーマンスでした。

9月22日のB&Bでは、ホンマタカシさんとはじめて対談を行います。撮影現場などでは、ほとんど言葉なしで、見えない感覚を共有するかのように進んでゆきますので、ホンマさんとしっかりお話するのは、今回がはじめてです。

top:
photography by Takashi Homma
COSMIC WONDER Light Source 2013 S/S“Diamond Equinox”

middle:
photography by Kohei Yamamoto
The Art of Tea of Art of Tea, curated by Audrey Fondecave of TOO MUCH magazine and Johanna Tagada at Hotel Pearl.
Takashi Homma, Jatinder Singh Durhailay, and myself in 27th March 2016.

TOKYO FM

2017/9/7 | Words1

TOKYO FM 収録。対談番組にて、映画のこと、音楽のこと、ドキュメンタリーのこと、パフォーマンスのこと、エッセイ集のことなど、「表現と息をしている」をテーマにお話しました。tokyo blue weepsの楽曲も2曲ほど流れます。オンエアは10月!

ホンマタカシ × 小木戸利光 トーク&パフォーマンス

2017/9/4 | News

エッセイ集「表現と息をしている」の刊行を記念して、

9月22日(金)20時〜、B&Bにて、写真家・ホンマタカシさんと対談とパフォーマンスを行います。

ぜひ ご来場ください。

「日々かわりゆく表現の形 トーク&パフォーマンス」
B&B

IMA対談 森栄喜 × 小木戸利光

2017/9/4 | News

小木戸 利光

写真誌「IMA」onlineにて、写真家・森栄喜さんとの対談が公開されました。
ぜひ ご覧ください。

「記憶・声・家族 – 写真家の眼差しの先にあるもの」
IMA online

谷口稜曄さん

2017/8/30 | Words1

NHK「あんとき、」の番組のなかで、計3回お会いして、最後にはご自宅にまで伺わせていただいた、谷口稜曄 (すみてる)さんがお亡くなりになりました。番組の冒頭と終盤に、原爆によって背中が真っ赤に焼けただれた少年の写真が出てきましたが、あれは、被爆した後の谷口稜曄さんの背中です。番組が完成して程なくして、NHKのスタッフから、谷口さんが入院されたと聞きました。その時、もしかしたら、あれが谷口さんの最後の言葉だったということになるかもしれませんとも言われていました。

谷口稜曄さんへ

僕は、なんとか ぎりぎり 間に合って、谷口さんにお会いすることができました。NHKのチームの皆さまのおかげです。最後にご自宅にて、谷口さんの背中を見せていただきながら、僕はその背中の先に、来たるべき自分の未来を見ていました。「あんとき、」でのあらゆる経験が、谷口さんとの出会いが、僕の人生を大きく動かし、つよく後押ししてくれているのを、感じておりました。あの日から、自分が向かうべき道、もうとっくに自分自身で気づいていることへの、決意が固まったのです。

最後の、最後に、谷口さんの記憶を受け取らせていただきましたことを、心より感謝いたします。ありがとうございました。この先の道で、それらを、僕自身の仕事を通して、確かに未来へと繋いでいきます。別れる間際、2人きりになった時に、涙を浮かべながら、僕に見せてくださった表情、そのお気持ちを、心に大切に記憶させて、明日からも仕事に励んでいきます。悲しみではなく、谷口さんに出会えたことへの喜びの気持ちで胸が溢れております。心より ありがとうございました。

小木戸 利光 拝 2017.8.30

エッセイ集「表現と息をしている」

2017/8/26 | Other works

エッセイ集
「表現と息をしている」

帯写真 森栄喜
装丁 吉村麻紀 前田征紀
対談 服部みれい 小林エリカ ミヤギフトシ
而立書房 刊
表現と息をしている